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先日、新聞等で滑川市の市歌が変更される記事があった。
歌詞の一部が差別用語だということだそうだが、市制55周年の節目の時期に改正となった。市歌は市の行事の成人式、市民体育大会などで歌われてるので知っているが、問題となっていることは知らなかった。
記事として読んだとき、確かに「表日本」「裏日本」は使わなくなった。私が小学生のときは、社会で日本海側は裏日本と習った覚えはある。特に差別と思ったこともないが、違和感を感じる方もいるのも事実。
歌の歌詞を変更するということに賛否両論はあるだろうが、市民に慕われている歌としてはそれもありなのだろうか。これが、メジャーな歌詞であれば、紛糾するのかもしれない。
時代に合わせて歌詞も改正されるこの現代、時代に左右されない普遍的なものを追求していく必要を感じる今日この頃である。
---------北日本新聞記事20090204-------------
先日の昭和二十九年の市制施行以来、滑川市民に歌い継がれてきた市歌「滑川市の歌」(作詞・高島高、作曲・信時潔)について、市は歌詞の一部を改めた。日本海側の蔑称(べっしょう)とされる「裏日本」という言葉が含まれていたためで、市民の指摘もあり、歌詞中の「裏日本に」という表現を「広く日本に」に改訂した。
「滑川市の歌」は市制施行を記念して作られ、三番まである。成人式など市の行事で歌われ、長年にわたって市民に親しまれてきた。
今回、問題となったのが、二番の歌詞の一節「裏日本に覇を称(との)う」の「裏日本」。明治以後、近代化の進んだ太平洋側と比べ、経済的に遅れた日本海側を指す言葉として定着していたが、差別的な意味合いを持つとして、現在はほとんど使われていない。市民からも「不適切ではないか」「違和感を覚える」などの声が上がっていたため、市は市制五十五周年を迎えた本年度、歌詞を改めることにした。
作詞した高島氏の遺族の承諾を得て、市内の有識者による懇談会で新しい歌詞を協議。元の歌詞が持っていた古里を誇りに思う気持ちや、歌いやすさなどを考慮し、「広く日本に覇を称う」に決めた。
市は「狭いエリアにとらわれず、日本全土に向けて発展していく意欲も歌詞に込めた」と話している。
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2009年度に掲げたスローガン「勇気をもって踏み出そう」を心の中で唱えながら、本年も地域のために一歩ずつ歩んでいきます。