ストレス社会の弊害？それとも・・・

　連日マスコミをにぎわす芸能界の覚せい剤汚染。
　押尾学、酒井法子その他過去にも芸能人が摘発された事例は多い。芸能人だから騒がれるが、一般人であれば報道すらされない。全体を見ると氷山の一角であって、かなり覚せい剤汚染が進行してるのではないかと思われる。ネットなどによる情報、流通など入手しやすい状況や過度のストレスが使用の拍車をかけている。もしかしたら身近な友人が、家族が当事者になることもあるかもしれない。

　効果的な防止策はあるのだろうか？

　この報道がされたとき小学２年生の娘から「どうしてダメなの？」と聞かれて、説明に戸惑った。覚せい剤の恐ろしさを本当に知っているのは使用したものであり、使用したことのない者には想像でしか語れない。「元気がない時に元気になれる薬。だけど、切れるとまた元気がなくなる。だから、また使いたくなってクセになる。どうしてもほしくなって悪いことをしたりする」からダメといった。実際はもっと酷い幻覚症状や死に至るなどは言わなかった。どれだけ理解したのだろうか。

　過去にこんなCMコピーがあったのを御存知だろうか？
覚醒剤やめますか？それとも人間やめますか？
　それほど覚せい剤が人間を破滅させるものだということ。今後より一層の麻薬使用禁止を呼びかけていく必要性がある。また麻薬に依存しなくても対応できるメンタル面の強化、社会の構築を同時におこなっていく必要があると感じる。