騒がしくなります

　昼のニュース速報で衆議院選挙の日程を8月30日とし、7月21日にも解散すると政府と与党が合意したと報道された。先に行われた東京都議員選挙で自民党が大敗したのを受けたものと思われる。
　野党からは衆議院で内閣不信任決議案、参議院で麻生総理大臣に問責決議案を出すとの報道も。内閣不信任決議案では与党多数で否決される予想はされるが、そうすると麻生総裁で続投になるというジレンマに悩むことになる。現況では野党優勢ではあるが、決して国民は野党が政権をとることを望んでいるのではない。与党が政権を続投することでもない。
　国民は政治家の利害によって振り回されたくないということだ。その場しのぎの政策や実現しない夢物語をいうのではなく、国民ために短期、中期、長期のビジョンをもって政策を挙げてもらいたい。言葉では簡単ではないことはわかっているが、政治家に求めるものはおそらくそうではないだろうか。すべては国民のために。
　国政に限らず地方政治もこれから各地で行われる。毎回言われているが、投票率の低下に歯止めがきかない。国民が市民が政治離れしない、政治について絶望感を抱かないようにしなければ投票率もますます低下する一方である。